脳卒中について
脳卒中とは、脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血の3つの疾患をまとめた疾患群名称です。いずれの病気も突然発症することが知られており、重篤な後遺障害を来しうる疾患です。
急性期の治療は主に基幹病院で行われます。その後リハビリテーションを主体とした回復期治療を経て慢性期に入りますが、当院では主に急性期含め脳卒中の診断、回復期と慢性期の患者様の投薬治療にあたります。
これらの疾患に対する治療は日進月歩です。様々な薬剤、デバイスが開発されており、すでに用いられている薬剤についても効果や安全性等の知見の集積が日々行われております。またリスクファクターと考えられている高血圧や脂質異常症、糖尿病についても年々新しい治療が開発され、管理目標も修正が行われています。このため以前正しいと考えられていた治療(薬剤選択や管理目標設定)が、現在では正しいわけではない場合があります。
専門性の高い知識を常にアップデートすることを習慣にしてきた経験を生かして日々適切な診療にあたります。