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めまいについて

めまいという訴えは様々な状態を表現している言葉であり、医師が病名として用いるめまい症と一般に用いられる日本語としてのめまいとでは意味が全く異なります。

患者様の用いるめまいという言葉は、小脳や内耳の障害による平衡感覚の障害の場合もあれば、一時的な血圧の低下による軽度の意識障害や眼前暗黒感の場合もあれば、麻痺やパーキンソン症候群による歩きにくさの事を訴えている場合、さらには全身状態の悪化による全身倦怠感の場合や精神的混乱の表現である場合もあります。

脳神経内科ではめまいという言葉にとらわれずに、患者様の症状が医学的にどういった病態が考え得るのか詳細に確認することから始めます。その上で神経学的に診察を行い、頭蓋内疾患や聴神経疾患が疑われる場合にはMRI、一過性の血圧低下が疑われる場合にはホルター心電図やヘッドアップチルト試験等を行い病態を解明していきます。

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